中国空軍の申進科報道官は15日、同軍が今週遠洋訓練を複数回行い、編隊がバシー海峡と宮古海峡を通過したことについて「年次訓練計画内の通常のものであり、特定の国、地域、目標を念頭に置いたものではない」と表明した。中国新聞網が伝えた。
申報道官は「中国空軍は今週遠洋訓練を複数回行い、轟6Kなど各種軍用機がバシー海峡と宮古海峡を通過して、海上実戦能力を検証した」と表明。
「今週、中国空軍の戦闘機、爆撃機、早期警戒機など各種軍用機が複数の飛行場から飛び立ち、常態化した遠洋訓練を行った。編隊はバシー海峡と宮古海峡を通過し、訓練目的を達成し、海上長距離作戦能力を高めた。これは年次訓練計画内の通常のもので、国際法と国際的慣行に合致しており、特定の国、地域、目標を念頭に置いたものではない」と説明した。
また「国際法と国際的慣行に従い、空軍は引き続き常態化・体系化した遠洋訓練を実施し、海上作戦能力を一層鍛え、拡大する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月17日
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