ルイヴィトンやシャネルなどの高級ブランドが畑違いのソーセージや粉ミルクを販売して話題になったが、中国の白酒(蒸留酒)メーカー・瀘州老窖がこのほど、「香水」を発売し、ネット上の話題をさらっている。ネットユーザーらからは、「その香水の香りは『濃香型(白酒の香りの種類)』?それとも『醤香型』?」、「それを使ったら飲酒運転を疑われない?」、「中国の食べるラー油・老干媽のリップクリームっていうのも出るんじゃない?」などのユニークなメッセージが寄せられている。人民網が報じた。
瀘州老窖の香水は、オフィシャルサイトや通販サイト・天猫の公式ショップなどで販売されており、値段は1個(30ml)139元(約2400円)。
瀘州老窖の香水となると、「香水とお酒の関係」が気になるところだが、商品の説明やそれを購入したネットユーザーの解説によると、その香りはフローラルが基調で、お酒とはあまり関係がないようだ。外見や香水の種類がオードトワレであることからすると、女性好みの香りと思われる。あるブログでは、「ジバンシーのオードモアゼルフローラルの香りととても似ている。ジバンシーはさわやか系で、老窖は甘い系の香りだけど」と解説されている。
関連の責任者によると、瀘州老窖は今後もサプライズを提供する予定で、バレンタインデーの今月14日や春節(旧正月、今年は2月16日)には、オリジナルの酒チョコを発売するという。また、「パッケージは、女性好みのかわいいデザインになっている」とした。
瀘州老窖の香水は斬新という点でも、話題性でも、大成功を収めており、ネット上での盛り上がりだけを見ても、いい宣伝になっている。
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