第13期全人代第1回会議が5日午前9時より人民大会堂で開幕し、李克強総理が国務院を代表して政府活動報告を行い、2018年の政府活動についての提案として以下を挙げた。
外資による投資の安定成長を促進する。国際的に通用する経済・貿易ルールとの連結を強化し、世界一流のビジネス環境を築く。一般製造業を全面的に開放し、通信、医療、教育、高齢者、新エネルギー車などの分野の開放を拡大する。自由貿易圏のノウハウを全面的に再現し、広め、自由貿易港の建設を検討し、改革開放の新たな優位を築く。
安定の中での好転という貿易基調を揺るぎないものにする。輸出信用保険のカバー範囲を拡大し、通関全体に要する時間をさらに3分の1圧縮する。サービス貿易の発展メカニズムを改革する。貿易の新たな業態とモデルを育成する。加工貿易の中・西部へのシフトを後押しする。輸入を積極的に拡大し、第1回中国国際輸入博覧会をしっかりと開催し、自動車、一部消費財などの輸入関税を引き下げる。さらに大きな力で市場を開放し、産業の高度化と貿易の均衡的発展を促進し、消費者の選択肢を拡大する必要がある。
貿易と投資の自由化及び円滑化を促進する。中国は揺るぎなく経済グローバル化を推進し、自由貿易を守る。関係各国と多国間貿易交渉プロセスを推し進め、域内包括的経済連携(RCEP)交渉を早期に妥結し、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)と東アジア経済共同体の構築を加速したい。中国は平等な協議による貿易紛争の解決を主張し、保護貿易主義に反対し、自らの合法的権益を断固として守る。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月5日
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