(撮影・秦晴)
ブロックチェーン技術に基づくウォレット(電子マネー)の越境送金サービスが25日、香港地区で始まった。香港地区版支付宝(アリペイ)のアリペイHKのユーザーは、ブロックチェーン技術を通じてフィリピンのウォレット「Gcash」に送金することが可能になった。新華社が伝えた。
記念すべき第一弾の送金は、香港地区で働いて22年になるフィリピンのグレイスさんによって行われた。これまで10分から数日かかっていた送金が、わずか3秒でできたという。
ブロックチェーン技術のバックアップを得て、今後は越境送金が現地での振替と同じように、リアルタイムで記帳され、手数料はかからず、手間もかからず、安全かつ透明に行われる。こうしてアリババ系アント・フィナンシャルのブロックチェーンの応用シーンが、寄付、食品のトレーサビリティ、賃貸住宅の管理に続いてまた一つ革新を遂げたことになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月26日
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