中国でも高齢化社会が急速に進み、「高齢者の世話」に注目が集まっている。統計によると、2017年末の時点で、中国の60歳以上の高齢者は2億4100万人と、総人口の17.3%を占めるようになっている。新華網が報じた。
超大型都市である広州市の戸籍登録上における高齢者の数は161万人に達しており、高齢化問題が際立つようになっている。広州は16年から、「老人飯堂」という高齢者を対象にする食堂設置を展開し始め、数年の取り組みを経て、現在、町や村全域をカバーするようになっており、日中に家族が仕事で不在のため、昼食の準備が難しいという高齢者の問題の解決に一役買い、市民の間で好評を博している。政府の指導の下、社会が運営し、多くの人が参加するこのような高齢者サポートは、在宅介護をうける高齢者のサービス向上にもつながっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月13日
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