韓国の文在寅大統領は韓国時間18日午前10時頃、朝鮮に到着した。空港では朝鮮の最高指導者・金正恩氏が李雪主夫人を伴って出迎えた。中国新聞網が伝えた。
韓朝首脳会談は今年3回目。両国首脳は今年4月27日の初会談で「板門店宣言」に署名した。また、両国首脳は5月26日にも「電撃」会談。今回の会談は朝鮮の平壌で行われ、韓国大統領による朝鮮の首都への訪問は11年ぶり、文大統領の平壌訪問は初だ。
今回の韓朝首脳会談について青瓦台(韓国大統領府)の任鍾晳秘書室長は、18日午後に第1回会談を行うと説明。19日に2回目の会談を計画しており、順調に進んだ場合、記者会見で会談の成果を発表するという。また、文大統領は同日午後に平壌を見学する。
韓国側によると、今回韓国は約200人の代表団を派遣する。注目されるのは、韓国政府が韓国4大財閥のトップらを同行させることだ。サムスングループの李在鎔副会長、現代自動車の金容煥副会長、SKグループの崔泰源会長、LGグループの具光謨会長だ。
韓国メディアはこれについて、朝鮮半島の非核化が進展した後、韓朝の経済協力を推し進めるためだと分析する。文大統領は会談で「朝鮮半島ニューエコノミー・ビジョン」に言及するとの予測もある。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn