外交部(外務省)の陸慷報道官は2日の定例記者会見で「朝鮮半島北南双方が最近多くの分野で積極的に接触し、連動して、より多くの共通認識と成果を得ていることを心から嬉しく思う」と表明した。
【記者】最近、朝鮮半島北南双方は積極的な連動を続けている。双方は軍事的緊張の緩和を旨とする将官級会談を行った。双方は今年8月に朝鮮金剛山で離散家族の再会行事を行うこと、8月にインドネシアで開かれる第18回アジア競技大会に合同チームで参加することを決め、10年間中断していた海上無線通信を再開した。これについてコメントは。
【陸報道官】われわれは朝鮮半島北南双方が最近多くの分野で積極的に接触し、連動して、より多くの共通認識と成果を得ていることを心から嬉しく思う。
現在の情勢の下、朝鮮半島北南双方が板門店宣言の精神に従い、2回にわたる首脳会談での共通認識をしっかりと実行に移し、引き続き和解と協力を推し進めることは、双方の信頼強化と関係改善に資し、朝鮮半島の緩和基調を継続し、揺るぎないものにするうえでプラスの作用を果たす。
中国側は一貫して朝鮮半島双方の関係改善を積極的に支持している。国際社会がこれを大いに応援して、対話の勢いを揺るぎないものにし、朝鮮半島の非核化と朝鮮半島問題の政治的解決のプロセスを推し進めるために建設的役割を果たすことも希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月3日
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