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平成元号最後となる天皇誕生日祝賀レセプション 在中国日本大使館

人民網日本語版 2018年11月22日14:02
平成元号最後となる天皇誕生日祝賀レセプション 在中国日本大使館
来賓を出迎える横井裕大使夫妻(撮影・王暁霞)。

平成30年度天皇誕生日祝賀レセプションが21日、在中国日本大使館で行われ、中国外交部(外務省)を始め、各国の在中国大使館や日本の各自治体、機関、在中国日本企業など各界の代表及び中日友好に関わる人々が出席した。人民網が伝えた。

横井裕駐中国日本国大使はその挨拶の中で、「40」と「30」という2つの数字を今年のキーワードとして挙げた。そのうち「40」は中日平和友好条約40周年と中国の改革開放40周年を指し、「30」は明仁天皇の在位30年を指すとした。

横井大使は、この40年間にわたり、日本は中国の改革開放を一貫して支持し、共に手を取り合い両国の共同の発展を推し進めてきたとし、「私の外交官人生もこの40年にほぼ重なり、計6回も中国に駐在してその発展をこの目で見てきたが、今に至る目覚ましい発展ぶりには心から敬意を表する」とした。

今年5月、李克強国務院総理が訪日し、また10月には安倍総理が日本の総理として7年ぶりに中国を公式訪問した。わずか半年未満の間に、中日両国の総理の相互訪問を実現したことで、中日関係は大幅に改善された。横井大使は、「安倍総理の言葉通り、日中関係は『新たな時代』へとそのステージを上がることになる」とした。

またもう1つのキーワードである「30」について横井大使は、1989年1月7日に即位した明仁天皇は来年1月に在位30周年を迎え、5月には新天皇が即位し、新しい年号が始まるとした。

そして横井大使は、明仁天皇夫妻が1992年に中国の北京や西安、上海などを訪問した際に、中国政府や人々から熱烈な歓迎を受けた様子を今も鮮明に覚えているとし、「退位前の最後の誕生日を祝うことができ、駐中国日本国大使として大変うれしく思う」とした。

横井大使は挨拶の終わりに、今年日本で相次いだ豪雨や台風、地震などの自然災害に対し、中国が行った数々の支援に対し、感謝の言葉を述べた。

この日、会場には81の企業・団体も参加し、日本の自動車や化粧品、観光や食品など様々な展示が行われたほか、餅つきやメイクのデモンストレーションといったイベントも行われた。(編集TG)

「人民網日本語版」2018年11月22日


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