中国第35回南極科学観測隊崑崙隊の隊員16人が2日、南極内陸部の氷床の最高点、アイスドームAエリアに入った。新華網が伝えた。
キャンプ地に到着してから、崑崙隊は新たな国旗を掲げた。中国第15回南極観測隊の隊員10人も1999年にここを訪れていた。ここは当時の南極観測で、地上車両隊が到達した氷床最高点でもあった。その後、アイスドームAと崑崙基地に向かう内陸観測隊はここを通過するたびに、新たな国旗を掲げ記念するようになった。
観測隊がアイスドームAエリアに入ると気温が急激に下がり、夕方にキャンプをした際に測定した氷点下27度という気温が、深夜になるとさらに氷点下30度に下がった。現在のところ、隊員たちは心身のコンディションが良好で、引き続き今回の目的地である南極の崑崙基地に向かっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月4日
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