サッカーのアジア王者を決める大会アジアカップではこれまでに4回決勝に進み、4回とも優勝した日本だったが、今回はその記録が破られることとなった。今月1日にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた決勝で、カタールが日本を3対1で破り、初優勝を決めた。中国新聞社が伝えた。
アジアカップにおいて、最多の優勝回数を誇る日本は、1992年に初優勝を飾ってから、これまでに4度もアジアのトップに立っている。前回の優勝は2011年にカタールで開催されたアジアカップでだった。
しかし、今回のアジアカップを見ると、若手の多いカタールは非常に勢いがあり、決勝までの6試合を全勝し、しかもその失点はゼロだった。準々決勝で韓国を1対0で破った時点で、カタールはアジアカップ初のベスト4入りを決めた。そして、準決勝では開催国UAEに4対0で大勝し、初の決勝進出を決めた。
カタール代表のフェリックス・サンチェス監督は試合後、「今のカタールは素晴らしいチームだ」と興奮気味に語った。
カタールのエースFWのアルモエズ・アリ選手は今大会9得点をあげ 1大会最多得点記録を塗り替え、得点王、さらにMVPに輝いた。またゴールキーパーのサアド・アル・シーブ選手はベストゴールキーパー賞を受賞した。日本はフェアプレー賞を受賞した。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年2月2日
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