五四運動100周年記念大会が30日午前、北京の人民大会堂で行われ、習近平総書記が重要談話を発表した。人民日報はその談話の中から、習総書記の名言を一部ピックアップして紹介する。
(1)愛国主義が古来中華民族の血に流れており、中国人民及び中華民族が民族の独立と尊厳を守る強大な精神的原動力であることを、歴史がしっかりと証明している。
(2)中国人民と中華民族は闘争の実践の中から、中国社会の発展と中華民族の振興、中国人民の幸福は自らの勇敢な奮闘によって実現しなければならないことを知っている。
(3)青年は高い志を抱くことで、奮起する力をかき立てることができ、青春の歳月を舵のない舟のように漂流することはない。
(4)国を愛さず、さらには祖国を欺き、祖国に背く者は、自分の国においても世界においても恥さらしであり、その立場すらないだろう。
(5)青年は生まれたばかりの子牛のようにトラを恐れず、困難で危険であるほど前にすすむ剛健さと勇敢さを備えて時代の潮の先頭に勇んで立ち、競って時代の先鋒となる必要がある。
(6)奮闘は青春の最も鮮やかな地色だ。今日われわれの暮らしぶりは改善されたが、奮闘の精神が少しでも欠けることがあってはならず、いつまでも奮闘するという中国青年の良き伝統を失ってはならない。
(7)奮闘の道が順風満帆であることはなく、往々にしてイバラが生い茂り、不遇に満ちている。強者は常に挫折の中で奮起し続け、決して落胆することはない。
(8)プレッシャーは青年の成長の原動力だが、青年の成長の正念場であり、重要な時に少し手を差し伸べ、助ければ、青年はプレッシャーに耐え抜き、身を立てる重要な支点を発展させることができる。
(9)古来、英雄は少年の中から現われてきた。果てしない歴史の大河の中で、人類社会は青年の英雄を輩出し、中華民族も青年の英雄を輩出してきた。
(10)各世代には各世代の長征があり、各世代には各世代の責任がある。社会主義現代化強国を完成し、中華民族の偉大な復興を実現することは1つのリレーと言える。われわれは青年のために走って優れた成績を挙げる決意を抱いており、現在の青年世代もまた今後走り、そしてより優れた成績を挙げることを期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月30日