055型駆逐艦の1番艦が近く就役

人民網日本語版 2019年04月29日13:36
055型駆逐艦の1番艦が近く就役

中国海軍創設70周年祝賀国際観艦式では055型大型駆逐艦の1番艦の参加が大いに注目された。今回の行事で艦号が「101」であることを軍当局が初めて認めた、この1万トン級駆逐艦は「南昌」と命名された。北京青年報が伝えた。

国防部(国防省)の任国強報道官は25日午後の定例記者会見で「『101』艦は中国海軍の発展が得た歴史的成果の縮図だ」と指摘。1番艦「南昌」がすでに建造と洋上試験の大部分を完了し、近く就役することを明らかにした。

資料によると055型駆逐艦の満載排水量は1万2000トン以上に達する。中国史上最大の駆逐艦であり、総合作戦能力は052D型よりも一つ上の段階に達している。専門家は055型大型駆逐艦について、総合ステルス・マスト、デュアル・バンド・レーダー(DBR)を採用し、強大な対空、対潜、対艦、対陸攻撃能力を持つと指摘する。

任報道官はまた、中露両国海軍が中露間の合意に基づき4月29日から5月4日まで中国山東省青島沖で合同軍事演習「海上連合2019」を実施することを明らかにした。「海上合同防衛行動」を課題とし、双方から潜水艦2隻、水上艦13隻、飛行機7機、ヘリコプター4機、海兵隊員80人が参加するという。「合同行動の計画・準備」「海上合同行動の実施」「総括・閉幕」の3段階に分けて実施する。任報道官は「今回の演習は中露包括的・戦略的協力パートナーシップを強固にし、発展させることを旨としており、第三国を念頭に置いたものではない」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年4月29日

  

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