第3回世界人工知能大会が16日天津で開幕した。習近平国家主席が書簡で祝辞を寄せ、大会の開催に熱烈な祝意を表し、世界的に有名な実業家、業界のリーダー、チューリング賞受賞者など各界の出席者を心から歓迎した。新華社が伝えた。
習主席は祝辞で「現在、AIの先導する新たな科学技術革命と産業変革が勢いづいている。モバイルインターネット、ビッグデータ、スーパーコンピューティング、センサーネットワーク、脳科学といった新たな理論と技術に動かされる形で、AIはディープラーニング、越境融合、人間と機械の協働、クラウドインテリジェンス、自己制御といった新たな特徴を示し、経済発展、社会進歩、グローバル・ガバナンスなどに重大かつ計り知れない影響を与えている。中国は革新的な発展を非常に重視し、新世代AIを科学技術の飛躍的発展、産業の最適化及び高度化、生産力全体の飛躍の駆動力として、質の高い発展の実現に努力している」と指摘。
「世界人工知能大会の開催は、世界のAI科学技術分野に交流と協力、ウィンウィンと共有のプラットフォームを設けることを旨としている。皆さんが『知能新時代:進展、戦略とチャンス』とのテーマをめぐり、踏み込んで交流し、共通認識を増進し、協力を強化して、新世代AIが健全に発展して、世界各国の人々によりよく幸福をもたらす後押しをすることを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年5月17日