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習近平国家主席「『一帯一路』と『中間回廊』の連携を加速」

人民網日本語版 2019年07月03日16:05
習近平国家主席「『一帯一路』と『中間回廊』の連携を加速」

習近平国家主席は2日、トルコのエルドアン大統領と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「中国とトルコは共に重要な新興国、発展途上の大国であり、双方間の戦略的協力の強化には重要な意義がある。両国は政治的相互信頼を増進し、戦略的意思疎通を強化し、互いの主権・独立・領土的一体性に関わる問題における核心的利益と重大な懸念を尊重し合い、両国の戦略的協力関係を発展させるための政治的基礎を固め、両国関係が常に健全で安定した軌道にあるよう確保する必要がある。しっかりとした行動を取り、テロ対策・安全保障協力を推進する必要がある。中国側はエルドアン大統領が、いかなる勢力にもトルコで反中分離活動に携ることを認めないと繰り返し表明していることを称賛する。中国側はトルコ側が中国側によるテロとの戦いへの支持を繰り返し強調していることを重視している。トルコ側と国際テロ対策分野の協力を強化したい。トルコは『一帯一路』共同建設の重要なパートナーだ。中国側はトルコ側と『一帯一路』共同建設と『中間回廊』計画との連携を加速し、貿易・投資・科学技術・エネルギー・インフラ及び重要プロジェクトの協力を着実に推進すると同時に、中小規模の協力、民生プロジェクト協力を積極的に実施して、さらに多くの企業と民衆が両国の協力によって確かな利益を得られるようにしたい。引き続き人的・文化的交流と観光協力を拡大し、両国民の相互理解を増進し、両国友好を支える民意の基礎を固める必要がある」と指摘。

「現在国際情勢には大きな変化が生じている。中国とトルコは断固として国連を中心とし、国際法に基づく国際体制を守り、多国間主義と国際公正・正義を守り、世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を守り、両国の戦略的協力関係の深化に努め、両国及び数多くの途上国の共通利益を守り、相互尊重、公正・正義、協力・ウィンウィンという新型の国際関係を共に構築する必要がある」と強調した。

エルドアン大統領は「緊密な両国関係は地域の平和・繁栄にとって重要な意義を持つ。トルコは対中関係の発展、対中協力の深化に尽力している。トルコ側は『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行する。中国側と政治的相互信頼を増進し、安全保障協力を強化したい。トルコと中国の協力には大きな潜在力がある。トルコ側は『一帯一路』建設を断固として支持する。双方が『一帯一路』の枠組内で貿易・投資・金融・エネルギー・自動車製造・インフラ・第5世代移動通信システム・スマートシティなどの分野で協力を強化し、教育・文化・科学研究などの分野で交流を増進することを希望する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年7月3日

  

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