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習近平総書記「宇宙の平和利用に一層の貢献を」

人民網日本語版 2021年02月23日10:58
習近平総書記「宇宙の平和利用に一層の貢献を」
人民大会堂東ホールで月面サンプルと月探査計画の成果の展示を見学する習総書記ら(撮影・李学仁)

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は22日午前に北京の人民大会堂で、月探査計画「嫦娥5号」ミッションの関係者代表と会見し、月面サンプルと月探査計画の成果の展示を見学。嫦娥5号ミッションを始めとする月探査計画の成果を十分に評価した。新華社が伝えた。

習総書記は、「月探査精神を発揚し、新型の挙国体制の優位性を発揮し、科学技術の高峰に敢然と挑み、国家の発展の大局に奉仕し、宇宙探査の新たな道を一歩一歩切り開き、中国宇宙事業の革新的発展を推進し続け、人類による宇宙の平和利用に新たな一層の貢献をする必要がある」と強調した。

中共中央政治局常務委員である李克強、栗戦書、汪洋、王滬寧、趙楽際、韓正の各氏も同席した。

その後、習総書記らは人民大会堂東ホールで、月面サンプルと月探査計画の成果の展示を見学。月面サンプル、プロジェクト建設、技術の実用化、科学的成果、国際協力、今後の発展などについて説明を受けた。

習総書記は、「嫦娥5号ミッションの申し分のない成功は、『周回、着陸、帰還』という3段階の月探査計画の申し分のない達成を意味し、新型の挙国体制の優位性を発揮し難関を攻略して得た新たな重大な成果であり、宇宙強国建設の道のりにおける重要な一里塚であり、我が国の宇宙事業の発展にとって非常に重要な意義を持つ。過去17年間、月探査計画の研究と建設に参加した全ての人員が夢を追い、勇んで探索し、協同して難関を攻略する、協力・ウィンウィンの月探査精神を大いに発揚し、新たな科学技術の高峰に挑み続けた。広大な宇宙の探索は人類共通の夢であり、月探査計画の第4期をしっかりと実施し、宇宙探査の新たな道を一歩一歩切り開く必要がある。引き続き新型の挙国体制の優位性を発揮し、独自開発の取り組みを強化し、統合的に計画し、益々努力を重ね、中国の宇宙科学、宇宙技術、宇宙応用の革新的発展を推進し、積極的に国際協力を実施して、人類の幸福増進に新たな一層の貢献をする必要がある」と強調した。

月探査計画の実施は党中央が中国の経済・科学技術発展の大勢を把握して行った重大な戦略的決定であり、これまでに6回の探査ミッションに成功している。嫦娥5号は中国にとって最も複雑かつ技術的飛躍を要した宇宙システムプロジェクトで、2020年12月17日に地球外天体からのサンプルリターンを初めて実現し、将来の月面探査及び惑星探査に向けた基礎を固めた。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年2月23日 

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