王毅国務委員兼外交部長(外相)は3月24日から30日にかけてサウジアラビア、トルコ、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンへの公式訪問及びオマーンへの実務訪問を行っている。サウジラビア現地時間24日、同国のムハンマド皇太子が王部長と会談した。新華社が伝えた。
王部長は、「中国にとってサウジアラビアは中東地域における重要な戦略的パートナーであり、サウジアラビアとの関係発展は中東政策の優先方針だ。中国はサウジアラビアが国家主権、民族の尊厳、安全・安定を守ることを断固として支持し、いかなる勢力がいかなる口実でサウジアラビアの内政について批判や指図をすることにも反対する。また、サウジアラビアが国情に合った発展の道を積極的に探ることを断固として支持する。中国はサウジアラビアと発展戦略の連携を強化し、『ビジョン2030』の実現に助力することを望んでいる。サウジアラビアと連携して中東の和平・安定・発展を促進していきたい」とした。
ムハンマド皇太子は、「サウジアラビアは中国との包括的な戦略的パートナーシップを非常に重視している。引き続き原油貿易、石油化学、原子力などエネルギー分野の協力を深め、5G、デジタル、通信など石油以外の新たな経済成長分野を育成し、テロ対策・安全保障などで協力を強化し、両国関係を新たな段階へと押し上げていきたい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月26日
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