中国・イラク外相が電話会談

 2021年03月15日13:09

王毅国務委員兼外交部長(外相)は12日、イラクのフセイン外相と電話で会談した。新華社が伝えた。

王部長は、「新型コロナウイルス感染症の流行が発生すると、中国は最も早くイラクに新型コロナ対策の専門家チームを派遣するとともに、新型コロナ対策物資を複数回にわたって提供し、PCR検査研究室の設置を援助し、最近もワクチンの緊急援助を行った。中国は引き続き支援を行い、イラクの人々が1日も早く難関を乗り越え、新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて勝利を収める手助けをすることを望んでいる。イラクと昔からの友情を強固にし、政治的相互信頼を深めていきたい。次の段階において、双方はポストコロナ時代に着眼し、各分野での協力をさらに話し合い、推進する必要がある」とした。

フセイン外相は、「イラクの新型コロナ感染症との闘いの正念場における中国の支援に感謝する。これは中国の人々のイラクへの厚い友情の表れだ。イラクは対中関係の発展を非常に重視している。新型コロナ感染症の影響を克服し、経済貿易、石油分野で双方の協力を強化していきたい。イラクは『イスラム国』などテロリズム勢力に断固として打撃を与え、近隣諸国と良好な関係を保ち、地域の安全と安定を維持すべく尽力する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月15日 

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