中朝首脳が口頭メッセージ交換

 2021年03月23日10:52

中共中央対外連絡部の宋涛部長は習近平総書記と中国共産党中央委員会の指示を受けて、22日に北京で朝鮮の李竜男駐中国大使と会談した。新華社が伝えた。

李大使は金正恩朝鮮労働党総書記から習総書記への口頭メッセージを伝えた。さらに朝鮮労働党の第8回党大会の状況を全面的に伝え、中国の党と人民が習総書記の指導の下で世界的な公衆衛生上の危機への対応に成功するとともに、小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成及び貧困の徹底的な撲滅の闘いにおいて世界の注目する成果を挙げたことを高く評価した。

金総書記は、「朝中関係を世界の羨む関係へと強化・発展させ、友情と団結によって社会主義事業の前進を推進することは、私及び朝鮮の党と人民の確固不動たる立場だ。朝鮮は、朝中の友好関係が時代の要請と両国人民の志、願い、根本的利益に従って昇華され、発展するものと確信している」とした。

また、宋部長は習総書記から金総書記への口頭メッセージを伝えた。習総書記は朝鮮労働党の第8回党大会の開催を改めて祝すとともに、「中朝の昔からの友情は両党、両国、両国人民に共通の貴重な財産だ」と指摘。「現在、過去百年間なかった変動と新型コロナウイルス感染症のパンデミックが複合的に影響し、国際・地域情勢は深く変化している。中国は朝鮮及び関係方面と共に、朝鮮半島問題の政治的解決という方向性を堅持し、朝鮮半島の平和・安定を維持し、地域の平和・安定と発展・繁栄のために新たな積極的貢献を果たしたい」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月23日 

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