トルコのエルドアン大統領は現地時間25日、王毅国務委員兼外交部長(外相)とアンカラで会談した。
エルドアン大統領は、「トルコと中国の国交樹立から今年で50年になる。トルコは対中関係の発展を非常に重視し、様々な形のテロリズムに断固として反対している。中国側と一層緊密な結びつきと交流を築き、両国関係のさらに踏み込んだ発展を先導していきたい」と表明。
「私自身が中国製新型コロナワクチンの接種を公開で受け、実際の行動によってトルコ国民及び全世界に中国製ワクチンの安全性と有効性を示した。トルコとして引き続き中国側とワクチン協力を深めるとともに、3カ国間ワクチン協力の実施も検討したい」と述べた。
王部長は、「双方は引き続き互いの核心的利益に関わる問題で理解し合い、支持し合い、相手国への内政不干渉を堅持し、両国関係の政治的な基礎をしっかりと維持する必要がある。中国は引き続きトルコの新型コロナウイルス感染症との闘いをサポートし、両国のワクチン協力のプラスのエネルギーを十分に発揮したい。双方は『一帯一路』」(the Belt and Road)イニシアティブと『中間回廊』計画との連携を推し進め、5G、人工知能(AI)、ビッグデータ、デジタル経済などハイテク分野の協力を深め、大型事業協力を着実に推進し、互恵・ウィンウィンを実現する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月26日