
中国国内の新型コロナウイルスワクチン接種状況について、国務院共同対策メカニズムが28日に記者会見を行った。
国家衛生健康委員会の米鋒報道官は、「中国は新型コロナワクチンの接種作業を安全かつ段階的に加速している。3月27日24時までに、全国で累計1億回分以上の接種が報告された。ワクチン接種について毎日報告する制度を3月24日に開始して以来、1日の新規接種は平均300万回分を超えている。国家衛生健康委員会はすでに一部の省(直轄市・自治区)にワーキングチームを派遣して、現地のワクチン接種作業をサポートし、指導している」と説明した。
「中国製ワクチンは変異株に対して有効なのだろうか」という質問について、国薬集団(シノファーム)中国生物の張雲涛副総裁は、「国薬集団中国生物の2種類の不活化ワクチンは、国内と海外での第2相、第3相臨床試験後の血清を用いて、南アフリカで発見されたウイルス株と英国で発見されたウイルス株や、国内の異なる地域や流行地で発見された10以上のウイルス株に対してクロスオーバー試験を行った結果、その産生する中和抗体がこれらのウイルス株に対していずれも良い中和作用を持つことがはっきりと示された。現在、ブラジルやジンバブエで発見されたウイルス株に対する中和試験を行っており、変異株ワクチンの開発も進めている」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月29日
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