李克強総理は15日に吉林省松原市を訪れ、査干湖の生態環境保護などを視察した。査干湖は水域面積が400平方キロメートルを超える国家級内陸湿地・水域生態型自然保護区だ。同湖で行われる冬の伝統漁「冬捕」は国内外の観光客を惹きつけている。中国政府網が伝えた。
李総理は、「査干湖は中国東北地域の生態資源の宝庫であり、周辺の生態に対して重要な調節・改善作用がある。ここの魚類の多様さ、水産物の豊かさは、生態環境がしっかりと保護されていることを物語っている。生態環境保護にたゆまず力を入れ続けたうえで、観光事業を秩序良く発展させ、査干湖というブランドにさらに磨きをかける必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月16日