中国新疆維吾爾(ウイグル)自治区の真実の状況に対する日本国民の理解を増進するため、在日本中国大使館と新疆ウイグル自治区政府は11日に共同で、「美しい新疆」をテーマとしたオンライン交流会を開催し、日本の政界、企業、シンクタンク、民間団体など各界の代表、及び中日両国のメディアから130人あまりが招待を受けて参加した。
孔鉉佑駐日大使は交流会の中で、「先頃以来、米国と一部の西側メディアが中国の新疆地区に『ジェノサイド』、『強制労働』、『強制的不妊手術』などが存在するというびっくりするようなデマを絶えずでっち上げ、多くの日本国民に疑問を抱かせている。新疆問題は中国の内政であり、中国の14億人の国民は外部勢力が新疆をほしいままに混乱させることを絶対に許さない。中国は国家の主権、安全、発展の利益を断固として守り抜く。みなさんが今回の交流会を通じて新疆の発展成果を知り、新疆の人々の心の声を聞き、本当の意味で新疆に接近し、新疆を理解することを願う。新型コロナウイルス感染症が終息した後に、より多くの日本の友人が新疆を訪れ、美しい新疆の真実の姿を自ら体感することを歓迎する」と述べた。
新疆維吾爾自治区人民代表大会常務委員会の肖開提・依明主任は交流会の中で新疆全体の発展状況を説明し、西側メディアが新疆に対して行っている「強制労働」、「強制的不妊手術」、「民族文字の消滅」などの中傷を糾弾した。肖開提・依明氏は、「米国、英国、カナダ、欧州連合(EU)はこともあろうにこうしたデマや虚偽の情報に基づいて、新疆の関連組織や企業、個人に対して道理のない制裁を実施しており、これは完全に強盗の論理だ。彼らがこのようにする根本的な目的は、新疆の安全・安定を破壊し、中国が発展して大きくなるのを妨げることにほかならない」と述べた。
現場で中継をつなぐなどの方法で、新疆の喀什(カシュガル)地区岳普湖(ヨプルガ)県の女性、カシュガル地区沢普(ポスカム)県教育訓練センターの修了生、阿克蘇(アクス)地区庫車(クチャ)市の綿栽培農家らが交流会で自身の経歴や現地での機械化された綿花栽培の現状を述べ、視聴した人々は新疆の真実の姿を感じ取った。
また、肖開提・依明氏と同常務委員会の李学軍副主任らが交流会の中で、日本メディア及び日本各界の代表からの質問に答えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月14日