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第19期六中全会の最重要成果は第3の歴史決議の採択

人民網日本語版 2021年11月12日16:19

11月12日、中国共産党中央委員会は記者会見を開き、中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)の精神について説明した。

中央宣伝部の王暁暉副部長は、六中全会の最も重要な成果は「党の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」を審議・採択したことであることし、次のように述べた。

中共中央は党創立百周年にあたり六中全会を招集し、党の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験を全面的に総括した。これは厳粛な歴史的・戦略的決定であり、歴史の法則を重視し、その運用に長けるという我が党の高度の政治的自覚の表れであり、初心と使命を胸に刻み、先人の事業を受け継ぎ前途を開く我が党の自信と責任感の表れだ。周知のように、我が党は百年の歩みにおいて、1945年の第6期七中全会で「若干の歴史問題に関する決議」を採択し、1981年の第11期六中全会で「建国以来の党の若干の歴史的問題に関する決議」を採択した。この2つの歴史決議が採択された際の歴史的条件や時代的背景、解決を要した問題に違いはあるが、どちらも歴史的転換点においてなされたものであり、党と人民の事業の発展を後押しする上で重要な役割を果たした。現在、第1の歴史決議採択からすでに76年が経過し、第2の歴史決議採択からも40年が経過した。過去40年で、党と国家の事業は大きく前へ発展し、党の理論と実践も大きく前へ発展した。新たな歴史的出発点に立って、過去を振り返り、未来を展望し、党の百年にわたる奮闘、特に40年余りにわたる改革開放の奮闘の歩みを全面的かつ体系的に総括することは、客観的に見て必要なことであると同時に、主観的な条件も備えている。

六中全会で採択された「決議」は7つの部分からなり、内容構成に2つの特徴がある。第1の特徴は、過去の2つの決議が主に党の歴史的教訓を総括し、歴史的是非を明確にしたのとは異なり、主に党の百年にわたる奮闘の重大な成果と歴史的経験を総括した点だ。党創立から改革開放当初までの、党の歴史における重大な是非の問題は、過去の2つの歴史決議で基本的に解決されており、その基本的な論述と結論は現在でも適用される。改革開放以来、党の活動にはいくつかの問題も生じたが、全体として党と国家の事業は順調に発展し、正しい方向に前進し、世界の注目する成果を得てきた。今回の「決議」が党の百年にわたる奮闘の重大な成果と歴史的経験の総括に重点を置いたことは、現実に即しており、全党の知恵・団結・自信・闘志の強化に資する。第2の特徴は、新時代の党と国家の事業が成し遂げた歴史的成果、発生した歴史的変革、蓄積した新鮮な経験を重点的に総括した点だ。第11期三中全会20周年、30周年、40周年にも体系的総括を行ったが、今回の「決議」はこれに基づき、中国の特色ある社会主義新時代という重点を際立たせ、第18回党大会以降の独創的思想、変革的実践、ブレイクスルー的進展、象徴的成果の総括に大きな紙幅を割いた。これは全党・全国各民族人民がより揺ぎない自信を持って、我々が現在行っていることに注目し、より意気軒高に新たな道のりを邁進し、新時代に貢献するよう導くことに資する。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年11月12日

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