習近平中共中央総書記(国家主席)とラオスのトンルン人民革命党書記長(国家主席)は3日午後、中国ラオス鉄道の開通式典にオンラインで出席した。新華社が報じた。
北京で式典に出席した習国家主席は挨拶の中で、「中国ラオス鉄道は、質の高い『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設という面で、シンボル的なプロジェクトとなった。中国は近年、ハイ基準、持続可能、民生への恩恵を目標に、『一帯一路』共同建設の水準を向上させ、共同建設参加国の互恵・ウィンウィンを実現し、世界の経済発展のために新たな空間を切り開いてきた。中国はラオスなどの参加国と共に、より緊密な『一帯一路』パートナーシップの構築を加速させ、人類運命共同体構築を共に推進することを願っている」と語った。
トンルン国家主席は挨拶の中で、「今日は誇るべき日。ラオスの各族の人民の夢がついに実現した。中国の大々的なサポートに感謝している。ラオスは、列車のない時代についに別れを告げ、近代化鉄道を持つことができた。中国ラオス鉄道は、ラオスが『陸鎖国』から『陸連国』へと変わる戦略により、『一帯一路』イニシアティブと深くマッチングするための架け橋。ラオス近代化インフラ建設の重要な一里塚で、ラオスの経済、社会の発展を大きく促進するだろう」と語った。
中国ラオス鉄道は、北の中国・雲南省昆明市と、南のラオスの首都ビエンチャンを結ぶ中国の基準を採用し、中国とラオスが連携して建設・運営し、中国鉄道網と直接繋がる国際鉄道で、全延長1035キロ。昆明とビエンチャンが10時間で繋がった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月4日