オミクロン株の北京冬季五輪開催への影響について、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は11月30日の定例記者会見で、「オミクロン株が中国の感染防止・抑制対策に試練をもたらすのは確かだろうが、新型コロナウイルスの感染防止・抑制の経験がある中国は、冬季五輪を予定通り、順調かつ成功裏に開催できるものと信じる」と述べた。
また、「中国は、南アフリカが新型コロナウイルスの新たな変異株の発見に関する情報を直ちに世界と共有したことを称賛する。中国は、感染症対策は科学に基づく必要があると考える。各国の新型コロナ対策への支援、新型コロナとの闘いにおける国際協力の推進において、世界保健機関(WHO)が引き続きリーダーシップを発揮することを支持する。パンデミックは全人類共通の敵だ。新型コロナウイルスに最終的に打ち勝つために、中国は引き続きアフリカ南部の国々を含む国際社会と共に、団結・協力し、共に努力していきたい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月1日