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レッツ・スタディー!北京冬季五輪種目 バイアスロン編

人民網日本語版 2022年01月28日14:52

2022年2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが中国語と日本語で紹介。普段はあまり触れることのないこうした競技名などを観戦前に予習していこう!

最終回を飾る今回はスキーの滑走の速さと射撃の正確さが求められる苛酷な競技バイアスロンを紹介していこう。

スキーの「動」と射撃の「静」を組み合わせたバイアスロン

バイアスロンの語源はギリシャ語で「2つの試練」を意味しており、フリー走法で行うクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせたバイアスロンは、まさに「試練」と呼ぶのにふさわしいハードな競技。

スキーの滑走で脈拍や呼吸が乱れる中、射撃では集中力を高めて正確に標的にあてなければならない。しかも射撃中もタイムカウントされているため、素早く射撃をする必要がある。この「動」と「静」を選手たちがどのように御しえるかという点がバイアスロンを観戦する上での醍醐味と言えるだろう。

ライフルの重さは最低3.5キロ以上!

バイアスロンで使用されるライフルは手動単発式の22口径小銃で、その重さは最低3.5キロ以上と規定されている。ライフルの基準は男女同じで、選手たちはライフルを背負って、スキーを滑り、射撃ポイントでは立って撃つ「立射」、またはうつ伏せになって撃つ「伏射」で50メートル離れた先の標的を狙う。

射撃を外してしまったら?

バイアスロンの順位はスキーのタイムと射撃の点数の合計で決まるため、早くゴールして、たくさん命中させれば勝ちということになる。しかし射撃を外してしまったら、待っているのはペナルティ。種目によってそのペナルティは異なるが、ペナルティタイムが加算されるのはまだしも、外した数1発につき、150メートルのペナルティー滑走を行わなければならないというまるで罰ゲームのようなペナルティーもあり、考えただけでもちょっと気が遠くなってしまう。

バイアスロンは2022年2月5日から19日までの日程で張家口ゾーンの国家バイアスロンセンターで行われる。(文・イラスト・玄番登史江)

「人民網日本語版」2022年1月28日

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