王毅国務委員兼外交部長(外相)は現地時間22日、招待に応じ、第48回イスラム協力機構(OIC)外相会議の開幕式に出席し、演説を行った。
王部長は、「中国はイスラム諸国がイスラムの智慧を用いて現在の紛争問題を解決し、安定維持と和平促進の鍵を自らの手中にしっかりと握ることを引き続き支持する」と表明。
さらに、「中国は引き続きパレスチナの人々の側にしっかりと立ち、『二国家解決』を基礎に、より権威と代表性のある国際和平協議の早期開催を後押しし、パレスチナ問題の包括的で公正な解決を促進することを支持する。中国はアフガニスタンの人々の選択を尊重し、アフガニスタンが包摂的政権の構築と安定した統治を実現し、和平と再建の新たな章を開くことを支持する。カシミール問題においては、本日再び多くのイスラムの友人達の声を聞いたが、中国も同様の願いを抱いている。ウクライナ問題においては、中国はロシアとウクライナが和平交渉を継続し、交渉によって停戦と和平を実現することを支持する。人道的災害の発生を防ぐとともに、ウクライナ危機が波及して他の地域や国の正当な権益に影響を与え、これを損なうことを避ける必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月23日