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歴史文化遺産保護への道 習近平総書記の重要思想

人民網日本語版 2022年03月24日16:45

「歴史文化遺産は中華民族の遺伝子と血脈を伝えるものであり、我々の世代だけでなく、これから先の子々孫々のものでもある。考古遺跡や歴史的文化財は歴史の証人であり、しっかりと保護し、利用しなければならない」。習近平総書記は、先人の残した貴重な財産をしっかりと守ることの必要性をたびたび強調してきた。

2022年1月27日、習総書記の歴史文化遺産保護についての発言

(山西省晋中市の視察にて)

「歴史文化遺産は中華民族の遺伝子と血脈を伝えるものであり、我々の世代だけでなく、これから先の子々孫々のものでもある。歴史・文化・環境に畏敬の念を抱き、歴史文化遺産をしっかりと全面的に保護し、観光の発展、特色ある経営、古都の保護をしっかりと統合的に計画し、文化財の安全において守るべき一線を堅固にし、先人の残した貴重な財産をしっかりと守る必要がある」

2020年11月14日、習総書記の長江文化の保護についての発言

(長江経済ベルトの発展の全面的推進に関する座談会にて)

「長江文化を継承し、発揚する必要がある。長江は四川盆地一帯の山水から江南の水郷へと至る千年の文脈を育んでいる中華民族と中華文明の代表的な象徴であり、社会主義の核心的価値観を湛える重要な源泉だ。長江文化をしっかりと保護し、継承し、発揚して、歴史的文脈を引き継いでいくことで、文化的自信を揺るぎないものにする必要がある。長江の文化財と文化遺産をしっかりと保護し、長江文化の持つ意味を深く研究し、優れた伝統文化の創造的転換と革新的発展を後押しする必要がある。長江の歴史文化及び山水文化を都市及び農村の発展と融合させ、地方の特色を際立たせ、『微改造』という『刺繍』のような取り組みをより多く採用し、歴史的・文化的街区の修復を行う必要がある」

2020年9月28日、習総書記の歴史文化遺産保護についての発言

(第19期中央政治局第23回集団学習にて)

「考古遺跡と歴史的文化財は歴史の証人であり、しっかりと保護し、利用しなければならない。歴史文化遺産資源・資産の管理制度を構築・整備し、国家文化財資源ビッグデータベースを構築し、関連分野の文化財資源の全面的調査、リスト公表に対する統合的計画・指導を強化し、技術的支えを強化し、社会的参加を誘導する必要がある。歴史文化遺産の保護を第一にすると同時に、合理的に利用して、公共文化サービスの提供、国民の精神文化生活におけるニーズの満足において十分な役割を果たすようにする必要がある。移動できない文化財の保護制度を整備し、文化財の保護・管理を国土空間計画の策定と実施に盛り込む必要がある。まず考古学的調査を実施した後に譲渡等を行う制度設計、関連政策を定め、歴史文化遺物の眠る可能性のある土地について、法に基づく考古学的調査・探査・発掘の完了前の使用を禁じる必要がある。国内外の主要な文化財災害・事故の教訓を深く汲み取り、主体責任の履行を監督し、潜在リスク対策を強化し、歴史文化遺産の防護能力を強化する必要がある。法執行監督を強化し、通報プロセスを規範化し、文化財犯罪を厳しく取り締まる必要がある」

2020年5月11日、習総書記の雲崗石窟保護についての発言

(山西省の視察にて)

「雲崗石窟は世界文化遺産であり、雲崗石窟をしっかりと保護することは、中国にとってだけでなく、世界的な意義もある。歴史文化遺産は再生不能で、代替不能な貴重な資源であり、常に保護を第一に考える必要がある。観光の発展は保護を前提条件とする必要があり、過度の商業化をしてはならず、観光を人々が中華文化を感じて理解し、文化的自信を高める過程としなければならない。雲崗石窟の持つ各民族の往来・交流・融合という歴史的意味を深く掘り起こし、中華民族共同体意識を強化する必要がある」

2018年10月24日、習総書記の歴史文化遺産保護についての発言

(広東省の視察にて)

「都市計画と建設は、歴史文化の保護を非常に重視する必要があり、功を焦り目先の利を求めたり、大規模な取り壊しや建設をすることがあってはならない。地方の特色を際立たせ、居住環境の改善を重視し、『微改造』という『刺繍』のような取り組みをより多く採用し、文明の継承と文化の連続性を重視し、都市が記憶を残し、人々が郷愁を覚えるようにする必要がある」

2016年3月23日、習総書記の文化財保護活動についての発言

「各級の党委員会と政府は歴史文化財に対する畏敬の念を強め、文化財保護と経済・社会の発展をしっかりと統合的に計画し、『保護中心、救出第一、合理的利用、管理強化』の活動方針を全面的に貫徹し、文化財保護の取り組みを的確に強化し、文化財の合理的かつ適度な利用を推進し、文化財保護の成果がより多くの人民大衆に恩恵をもたらすようにする必要がある。各級の文化財当局は、その素養・能力と法に基づく管理の水準を高め、社会の力を幅広く動員して参加させ、国情に合った文化財保護・利用の道を歩み出すべく努力し、奮闘目標『2つの百年』の実現、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために、さらに大きな貢献をする必要がある」

2015年11月、習総書記の歴史文化遺産保護についての発言

(中央財経指導グループ第11回会議にて)

「都市の居住性を高め、都市規模の調整・規制へと誘導し、都市の空間レイアウトを最適化し、都市行政インフラの整備を強化し、歴史文化遺産を保護する必要がある」

2014年2月25日、習総書記の歴史文化遺産保護についての発言

(北京市の視察にて)

「歴史文化は都市の魂であり、自分の命を大切にするように都市の歴史文化遺産をしっかりと保護する必要がある。北京は世界に名だたる古都であり、その豊かな歴史文化遺産は黄金の名刺だ。この貴重な歴史文化遺産をしっかりと継承し、保護することは首都の責務である。歴史と人々に責任を持つ精神で歴史の文脈を継承し、都市の改造・開発と歴史文化遺産の保護・利用との関係をうまく処理して、保護する中での発展、発展する中での保護をしっかりと成し遂げる必要がある」

(編集NA)

「人民網日本語版」2022年3月24日

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