(画像提供は上海地下鉄)
中秋節連休中の9月12日、上海地下鉄建設現場は平日同様に忙しく、鉄道交通崇明線108標のカッターヘッドの作業坑への移動作業が行われていた。午前10時、重さ650トンのメインクレーン及び600トンのサブクレーンが緊密に連携し、重さ308トンにも達するシールドマシン「申通号」のカッターヘッドが、ゆっくりと地面から吊り上げられた。人民網が伝えた。
「申通号」の全長は148メートルの泥水式バランスシールドマシンで、常圧カッターヘッド設計を採用し、緊急避難スペースと自動スプレー・ウォーターカーテンシステムを持つ。カッターヘッドの直径は13.5メートル、重さは308トン、1つのセンターブロック、6つのメインヘッド、6つのサブヘッドの溶接・組立によってつくられる。カッターヘッドはブロック別に輸送し現場で溶接する方法を採用し、25日間の溶接・組立を行った。それに先駆け崇明線108標作業坑のメイン構造がすべて完成していた。
(画像提供は上海地下鉄)
「申通号」は将来的に崇明線南港長江横断区間の掘進工事を担う。全長7.74キロメートルの南港区間トンネルは開通後、「上海鉄道長江横断第一トンネル」になる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月13日