安徽省黄山市祁門県では、「徽州月餅」の職人が、「餡を作り、生地を作り、餡を包み、型抜きをし、黒ゴマで字を書き、白ゴマをまぶし、焼く」という昔ながらの手法で、見栄えも良く味もおいしい「徽州月餅」を作り上げており、大人気となっている。中国新聞網が報じた。
「中秋節(旧暦8月15日、今年は9月10日)」には「麻餅」を食べるというのが、徽州(北宋から元代にかけて、現在の安徽省黄山市一帯に設置された府)の民間の伝統的な習慣だ。「徽州月餅」は「徽州麻餅」とも呼ばれ、生地が薄くサクッとしていて、甘さもほどよく、古代の徽州の人々が中秋節の時に必ず食べていた名物菓子だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月7日