 |
習近平国家主席は15日、ウズベキスタン・サマルカンドで同国のミルジヨエフ大統領と会談した。両国首脳は中国・ウズベキスタン関係の長期的発展と両国民の将来の幸福に着眼して、互恵協力を拡大し、友好とパートナーシップを強固にし、二国間のレベルで運命共同体を実践することを宣言した。新華社が伝えた。
習主席は「中国・ウズベキスタン双方は互いの国家主権・独立・領土的一体性など核心的利益に関わる問題で断固として支持し合い、発展戦略の連携を加速し、共同発展を推進する必要がある。経済・貿易・投資協力を拡大し、デジタル経済やグリーン発展投資協力を強化する必要がある。ウズベキスタンが引き続き中国国際輸入博覧会に参加し、中国という超大規模市場のもたらす発展のチャンスを共有することを歓迎する。中国はウズベキスタンと共に、ユーラシア大陸運輸大通路の建設を十全化し、中国・キルギスタン・ウズベキスタン鉄道の早期着工を推進することを望んでいる。双方はエネルギー協力を拡大し、中国ー中央アジア天然ガスパイプラインの安全な運用を共同でしっかりと行い、新エネルギー分野の協力を拡大し、多様で立体的なエネルギー協力の新構造を構築する必要がある。貧困削減協力を強化し、経済発展と民生促進の面で相互学習、相互参考、相互支援を行う必要がある」と指摘。
「中国はウズベキスタンとの協力を強化し、外部勢力の内政干渉に断固として反対し、各々の国内的安定を断固として守り、地域の安全保障上の利益を断固として守ることを望んでいる。中国はウズベキスタンが上海協力機構 (SCO)サマルカンドサミットの成功に果たした重要な貢献を称賛する。ウズベキスタンと手を携えてSCOの安定した持続的な発展を推進していきたい。ウズベキスタンなど地域諸国と共に、『中国プラス中央アジア5ヶ国』会談制度を強化し、中国と中央アジア諸国の協力に新たな広大な空間を切り開きたい。ウズベキスタンとグローバル発展イニシアティブ及びグローバル安全保障イニシアティブを積極的に実行に移し、発展途上国の共通利益を守り、より公正で合理的なグローバル・ガバナンス体制の構築促進に貢献していきたい」とした。
ミルジヨエフ大統領は「ウズベキスタンは『一つの中国』原則を確固不動として、非常に明確に堅持し、台湾地区関連や新疆関連など核心的利益の問題における中国側の立場を確固不動として支持する。ウズベキスタンは永遠に中国の信頼できる良き隣国、良き友人、良きパートナーである。ウズベキスタンは中国の打ち出したグローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブを全力で支持する。SCO、『中国プラス中央アジア5ヶ国』、『BRICSプラス』などの枠組みで中国と協力を強化し、『上海精神』を発揚し、地域の安全と安定を共同で維持していきたい」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2022年9月16日
