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習近平国家主席は16日夜、イタリアのメローニ首相とインドネシア・バリ島で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「双方が中国イタリア政府委員会と各分野の対話メカニズムを活用し、先端製造、クリーンエネルギー、航空宇宙、第三国市場などの分野で協力の成長源を掘り起こすことを希望する。中国は高水準の対外開放を堅持し、イタリアの優れた産品の輸入を増やすことを望んでおり、イタリアが『中国国際消費財博覧会2023』の主賓国となることを歓迎する。双方は2026年のミラノ冬季五輪に着眼して、冬季スポーツ・産業協力を強化すべきだ。中国はイタリアと引き続き主要20ヶ国・地域（G20）など多国間プラットフォームで意思疎通と調整を強化し、団結と協力を深め、真の多国間主義を発揚し、世界経済など重大な課題に連携して対処することを望んでいる。現在の情勢の下、中国EU関係の安定した持続的な発展を推進することには重要な意義がある。EUが自主独立の積極的な対中政策を堅持するために、イタリアが重要な役割を果たすことを希望する」とした。
メローニ首相は「イタリアは陣営対立に賛同せず、各国は互いの相違や溝を尊重し、団結を強化し、対話と交流に尽力し、相互理解を増進すべきだと考えている。中国と国連やG20などの枠組みで協力を緊密化し、現在世界の直面する様々な差し迫った課題により効果的に対処していきたい」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2022年11月17日
