中広核寧徳原発5、6号機、「華竜1号」技術を採用へ

人民網日本語版 2023年08月03日15:55

中国広核集団(中広核)は7月31日、国務院常務会議の審議を経て、全面的な安全評価・審査を終え、国家企画に組み入れられた中広核福建寧徳原発プロジェクト5、6号機が承認されたとの情報を発表した。中国新聞網が伝えた。

中広核福建寧徳原発の空撮画像 画像提供は中広核

中広核福建寧徳原発の空撮画像 画像提供は中広核

上述した5、6号機は中国が独自の知的財産権を持つ第3世代原発技術「華竜1号」を採用し、設備の国産化率は90%を超え、1基当たりの定格電力は1210MW。同プロジェクトは現在、着工前の各種準備作業を着々と秩序正しく推進している。

福建省寧徳市福鼎市太姥山鎮に位置する中広核寧徳原発プロジェクトは、福建省で初めて建設され稼働した原発で、2008年2月18日に正式に着工した。プロジェクト企画総容量の100万kW級原子炉6基は、一回の計画で段階的に建設される。プロジェクト1期の4基は2016年7月21日に全面的に完成した。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年8月3日

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