习专栏

中国、各種充電ポールが累計で660万本超に

人民網日本語版 2023年07月24日15:19

雲南省大理市のネット配車ドライバーの何さんは昼頃、剣川沙渓古鎮の駐車場で車の充電を行っていた。「朝早く大理から来て、ここで1時間充電し午後に帰る」。何さんによると、古鎮に充電ポールができてからほぼ毎日、この路線を行き来しているという。「新エネルギー車は1往復で100元(1元や約19. 7円)以上節約できる。これが1ヶ月続けば大きな金額になる」と何さん。人民日報が伝えた。

南方電網雲南大理電力供給局の譚毅サブゼネラルマネージャーは、「古鎮には3本の直流急速充電ポールと1本の一般的な充電ポールがある。今年の国慶節前後には80kW直流急速充電ポールをさらに6本追加する」と述べた。

農村地域は充電インフラの整備を適度に先取りして行うのは、中国の充電ポール建設の縮図に過ぎない。中国は現在すでに世界で数が最多、範囲が最大で、サービスが最も揃った充電インフラ体制を完成させている。中国電気自動車充電インフラ促進連盟が発表した最新データによると、6月末現在中国全土で完成した各種充電ポールは前年同期比69.8%増の660万本を超えている。

充電サービス拠点の健全化・豊富化が続いている。上半期の新規公共充電ポールは35万1000本で、自動車とセットで設置される新規個人用充電ポールは109万1000本だった。

上半期の新規充電インフラの増加数は144万2000本、新エネルギー車累計販売台数は374万7000台で、充電ポールと自動車の増加数の比率が1:2.6となっている。充電インフラの整備は新エネ車の急増する需要をほぼ満たしている。中国全土の高速道路の充電サービス能力を持つサービスエリアは計5931ヶ所、充電駐車スペースは計2万9009ヶ所。

国家発展・改革委員会はこのほど、関係当局・機関と研究・制定した「自動車消費促進に関する若干の措置」の中で、郷・県、高速道路、居住エリアなどのシーンにおける充電インフラの整備を急ぎ、スマートで秩序ある充電に参加するようユーザーを誘導し、新エネルギー車と電力網双方向応用試行の実証実験を奨励する。そしてバッテリー交換インフラの関連標準の制定を持続的に推進し、バッテリー交換モデルの推進・拡大を急ぎ、新エネルギー車の使用環境を持続的に最適化すると打ち出した。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年7月24日

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