中国、国レベルの水素エネルギー全産業チェーン標準体制建設ガイドラインを発表
人民網日本語版 2023年08月10日13:10
国家市場監督管理総局が8日に明らかにしたところによると、国家標準化管理委員会、国家発展・改革委員会、工業・情報化部(省)、生態環境部、応急管理部、国家エネルギー局は、水素エネルギー産業の発展に関する国の政策を実行に移し、水素エネルギー産業発展に対する標準の規範的・牽引的役割を十分に発揮するべく、このほど「水素エネルギー産業標準体制建設ガイドライン(2023年版)」を通達した。これは国レベルにおける初の水素エネルギー全産業チェーン標準体制建設ガイドラインとなる。人民日報が伝えた。
水素エネルギーは多様な資源から作られ、グリーンで低炭素、応用が広範な二次エネルギーだ。低炭素・安全・効率的なエネルギー体制の構築及び二酸化炭素排出量ピークアウト・カーボンニュートラルの目標の達成に対して重要な意義を有する。同ガイドラインは水素エネルギーの製造、貯蔵、輸送、使用の全産業チェーン標準体制を体系的に構築し、基礎・安全、そして水素の製造、貯蔵・輸送、充填及び水素エネルギー応用の5つのサブ体制をカバーしている。さらに、技術、設備、システム、安全、検査などによってさらに細分化し、20の2級サブ体制、69の3級サブ体制を形成している。
同ガイドラインは標準制定・修正作業の重点を打ち出した。そして過去3年の国内・国際水素エネルギー標準化作業の重点任務を明確にした上、中核標準研究・制定行動及び国際標準化向上行動の「2大行動」を策定し、組織・実施の関連措置を打ち出した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年8月10日
注目フォトニュース
関連記事
- 海上油ガス田の開発に国産の「蛇口」 中国独自の浅水水中サブシーツリーがラインオフ
- 中国、地熱の直接利用規模で数年連続の世界一を維持
- 中国初の水素エネルギー炭素排出削減取引プロジェクトが北京で実施
- 海南省、「クリーンエネルギー島」を建設
- 中国で2番目となる1万m油ガス井、四川で掘削開始
- 中国、再生可能エネルギー総発電設備容量が13億kWを突破
- 30分の水素充填で32時間運行 中国初の水素エネルギー地下鉄施工作業車がお目見え
- 国家知財権局「中国は世界のグリーン・低炭素技術イノベーションの重要な貢献者」
- 世界初の水素エネルギースマート電車がマレーシアに輸出
- 中国初の速度80km/hのA型中国標準地下鉄列車が広州で使用開始へ
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn