李強総理がバローゾGAVI理事会議長と会談

李強総理は8月29日、バローゾGAVI（Global Alliance for Vaccines and Immunisation）理事会議長と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「世界を席巻した今回の新型コロナウイルスのパンデミックは、グローバル・ヘルス・ガバナンスの強化が極めて重要であることを改めて示した。我々は、人の生命と健康に対する権利の地位を際立たせ、人類衛生健康共同体という理念を堅持し、支援し合い、一致団結して人類の健康と幸福を守る必要がある。公平性と普遍的恩恵を堅持し、公衆衛生分野の資源配分の効率を改善し、発展途上国がワクチンに平等にアクセスできるようにする必要がある。真の多国間主義を実践し、各国の権利の平等、機会の平等、ルールの平等を提唱し、科学技術革新の役割を十分に発揮し、グローバル・ヘルス・ガバナンスの現代化を推進する必要がある。 客観性、公平性、プロフェッショナリズムの原則を堅持し、新型コロナ対策と起源解明の政治的利用やスティグマタイゼーションに反対する必要がある」と指摘した。

李総理はさらに、新型コロナとの闘い、グローバル・ヘルス・ガバナンスの強化においてGAVIの果たしてきた重要な役割と、双方間の協力の成果を前向きに評価し、中国がこれまで同様に、GAVIの活動を支持していくことを表明した。

バローゾ議長は「GAVIは中国とのパートナーシップを非常に重視し、新型コロナとの闘いにおける中国の重要な貢献を高く評価しており、中国側と協力を深め、世界の公衆衛生事業を共同で促進し、発展途上国のワクチン接種目標をよりよく達成できるよう支援していきたい」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年8月30日