一部発展途上国の駐ジュネーブ使節の西蔵訪問について外交部報道官が説明

人民網日本語版 2023年09月05日15:44
一部発展途上国の駐ジュネーブ使節の西蔵訪問について外交部報道官が説明

中国外交部(外務省)の招待を受けて、パキスタン、ベラルーシ、ベネズエラ、キューバ、ニカラグアなど11の発展途上国の駐ジュネーブ使節が8月27日から9月2日にかけて訪中し、西蔵(チベット)自治区を視察訪問したことについて、外交部の毛寧報道官が4日の定例記者会見で説明した。

毛報道官は「使節団は中国が人民中心の発展思想を堅持し、各民族人民の諸人権を充分に保障していることを大いに称賛した。使節団は、現地の小中学校の教室でバイリンガル教育を見学し、蔵族(チベット族)音楽、舞踊、書道、創造性、人工知能(AI)などの授業を見学し、中学・高校の寮や食堂を見学した。使節団は、西蔵が15年間の無償教育を実施していることを十分に評価。広大な西蔵で、学校と生徒に寮サービスを提供することは、各民族の子どもたちの質の高い教育を平等に享受する権利を保障する有益な措置であり、中国は教育を受ける権利の的確な保障という面において、各国の模範となっているとの認識を示した」と説明。

「使節団は、中国政府が信教の自由を保障し、宗教文化遺産を保護していることを高く評価し、蔵医学(チベット医学)の保護・継承に向けた中国政府の多大な努力を称賛した。使節団は、一部の西側諸国が捏造した西蔵関連の嘘は、白黒を逆さまにするもので、極めて出鱈目だとした。これらの嘘で国際社会を騙すことはできない。中国の卓越した成果は、各国が自国の国情に合った人権発展の道を歩むべきであることを十分に物語っている。使節団は、中国側との交流や協力を一層強化し、多国間人権問題で協力を強化し、人権の政治化に共同で反対し、国際的な公正と正義を守り、国際人権事業の健全な発展を促進することを望んでいた」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月5日

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