米国「中国に最先端半導体を輸出せず」について中国商務部がコメント

商務部（商務省）の14日の定例記者会見で、何亜東報道官が米国高官の最先端半導体対中禁輸発言に関する質問に答えた。商務部ウェブサイトが伝えた。

【記者】レモンド米商務長官が先ごろ、米国は中国に「数10億ドル」分の半導体チップの輸出を継続するが、「最も強く」「最先端」の半導体チップを輸出することはないと公言したことについて、 商務部としてコメントは。

【何報道官】我々は関連報道に留意している。米側の対中チップ輸出規制関連措置は、市場法則に反しており、世界の半導体市場を分断し、中国企業の正当な権利と利益を損なうだけでなく、米国企業を含む世界の半導体企業の利益に深刻な影響を与えている。中国は世界最大の半導体市場だ。中米間の半導体産業の経済・貿易関係に人為的に制限を設けることは、他国に被害を与え、自国の利益にもならないことだ」と指摘。

「中国は常に開放性と包摂性、協力・ウィンウィンを堅持しており、引き続き開放性を高め、グローバルな科学技術交流と経済・貿易協力を推進していく」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年9月15日