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福建省泉州市の世界遺産の要素が盛りだくさんの大学の合格通知書

人民網日本語版 2021年08月04日09:18

福建省にある泉州職業技術大学の合格通知書には、世界遺産として登録された同省泉州市の「 宋・元時代の中国における世界のエンポリウム」の要素がたくさん描かれている。今週中に発送される予定の合格通知書は、同校が中国各地の合格者に古城・泉州をPRする「名刺」代わりとなっている。 中国青年網が報じた。

「合格通知書」のエメラルドグリーンの紙製立体型台座には、世界遺産の要素がたくさん詰まっている。まず、一番手前の波立つ晋江には徳済門遺跡のほか、川に浮かぶ船があり、右側には中国で現存する中で最も長い海を跨ぐ石のビーム橋である安平橋があしらわれている。2列目には清浄寺や東西塔があり、3列目には楽器・琵琶を持った飛天が空を舞い、その下には泉州職業技術大学の校舎が立っている。そして、一番奥の背景になっている部分には、馬に乗った民族的英雄・鄭成功の姿が描かれている。

また、エメラルド色の箱には、宋・元の時代の帆船をモチーフにした、「泉大号」のキーホルダーなどが入っている。また、福建省の木造帆船「福船」のパーツも入っていて、新入生はそれを自分で組み立て、学校が企画するコンテストに応募することもできるという。その他、同校が創立された年である1986年にちなんで、スペシャル版の「泉大号」を86個準備。合格通知書にランダムに同封されて発送されるという。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年8月4日

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