デジタル経済サミット・都市スマート高度化テーマフォーラム2023が上海で開催
人民網と上海市経済・情報化委員会が共催し、華為(ファーウェイ)技術有限公司が協賛するデジタル経済サミット・都市スマート高度化テーマフォーラム2023が20日、上海市で行われた。人民網が伝えた。
今フォーラムのテーマは「スマートに都市に出会い、スマートで未来に勝つ」。行政、企業、大学、研究機関、メディアからの来賓がデジタル経済の波における都市のスマート高度化をめぐり、イノベーションの経験を共有し、協力と発展について話し合った。22の省(自治区・直轄市)及び192の地方政府の当局者と、経済・情報化局、政務サービスデータ管理局、ビッグデータ局の責任者が出席した。
第12期全国政治協商会議副主席を務めた国家電子政務専門家委員会主任の王欽敏氏は、「デジタル経済の強化・質向上・拡大と、デジタル化生産力及びデジタル経済の構築は、国家現代化経済体制発展の重要な方向だ。国は現在、デジタル経済発展の環境構築に大きく力を入れ、開放的、公平、公正なデジタル経済協力エコシステムを構築している。デジタル技術と実体経済の融合を深め、従来産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の発展及びデジタル産業化の質の高い発展を加速的に推進している。デジタル産業チェーンの重要部分の競争力を高め、現代化デジタル経済産業体制の構築を急ぎ、デジタル経済の強化・質向上・拡大に取り組み続けている」と述べた。
上海市党委員会常務委員で、宣伝部部長の趙嘉鳴氏は、「習近平総書記は『デジタル経済は世界の未来の発展方向』との見解を示し、第20回党大会で『デジタル経済の発展加速』という重要な指示を行った。上海は都市のDXを第14次五カ年計画(2021-25年)期間の経済・社会発展の主な取り組み内容の一つとし、デジタル経済発展とスマートシティ建設の相互作用と双方向のエンパワーメントを持続的に推進する。デジタルの新産業・新業態・新シーンはすでに都市生活に深く浸透し、深く変化させている。デジタル経済とスマートシティはすでに上海の『人民都市』建設の輝かしいシンボルになっている。上海はレース展開を持続的に改善し、特定サポートを強化し、市場の誘導を最適化し、より包摂的、慎重で、より活気あるデジタル経済発展の環境の構築に力を入れる」と述べた。
人民日報社副社長の胡果氏は、「スマート産業とデジタル経済が勢いよく発展し、世界の要素資源配置方法、産業発展モデル、人々のライフスタイルを大きく変えている。当社は習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導とすることを堅持し、第20回党大会の精神を深く貫徹・実施し、中国のことを正しく伝え、社会の共通認識を形成し、デジタル中国の建設をサポートする。架け橋と紐帯になり、デジタルと実体の融合を深め、スマートシティの発展を推進する。デジタル経済の強化・質向上・拡大に向けて良好な世論のムードを醸成し、新たな発展構造の構築を後押しし、質の高い発展を推進する」と述べた。
フォーラムではイノベーションの先進地の構築、デジタル産業の新たな原動力の集積を巡り、クローズド座談会が行われた。国際ユーラシア科学アカデミー会員の仇保興氏、清華大学社会ガバナンス・発展研究院院長の張成崗氏、人民網党委員会書記・董事長・総裁の葉蓁蓁氏が「スマートシティの『生成』と『構成』」「デジタル社会ガバナンスイノベーションによる中国式現代化の新たな進展の推進」「デジタル経済のポテンシャルを引き出す新たな視点」などのテーマについて発言した。新疆維吾爾(ウイグル)自治区克孜勒蘇柯爾克孜(クズルス・キルギス)自治州、広東省仏山市、黒竜江省七台河市などの13の地方の政府責任者と関係当局の責任者が、「デジタル化イノベーションリード」や「新産業・新原動力」などの重点方向をめぐり地方の実践と模索の経験を共有し、発展の手段を探った。人民網党委員会委員で副総編集長の孫海峰氏が座談会の司会を務めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年9月21日
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