中国の宇宙ステーション、4回目の宇宙授業が無事成功

宇宙授業「天宮教室」の4回目が21日午後3時48分、中国の宇宙ステーションで始まった。新しく「宇宙教師」となった有人宇宙船「神舟16号」の景海鵬宇宙飛行士、朱楊柱宇宙飛行士、桂海潮宇宙飛行士は青少年たちに素晴らしい宇宙教育の授業を行った。中国の宇宙飛行士が実験モジュール「夢天」で授業を行うのは初めてとなった。人民網が伝えた。

約48分の授業で、景氏、朱氏、桂氏が宇宙ステーションの実験モジュール「夢天」での活動・生活シーンを活き活きと紹介した。球形火炎実験、不思議な「卓球」実験、運動量保存の実験、こま回し実験を行うとともに、実験の裏側にある科学の原理について分かりやすく解説した。宇宙飛行士は授業中、ビデオ通話形式で地上の教室の教員・学生とリアルタイムで交流した。

今回の授業はそれぞれ北京市、内蒙古（内モンゴル）自治区阿拉善（アルシャー）盟、陝西省延安市、安徽省桐城市、浙江省寧波市に5つの地上教室を設置し、約2800人の学生代表が現場の活動に参加した。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年9月22日