【イラストで読み解くドル覇権】(1)世界中の富を刈り取る

人民網日本語版 2023年09月25日13:46

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米国は長年にわたり、ドル覇権を乱用し、金融政策を過激に変更し、絶えず市場の動揺を引き起こし、自国の危機を転嫁すると同時に世界中の富を刈り取って来た。

第二次世界大戦後、米国は徐々にドル覇権を確立していった。現在もなおドルは世界最大の外貨準備通貨だ。国際通貨基金(IMF)などの統計によると、2022年第3四半期、ドルは世界の外貨準備高の60%近くを占めた。

ドル覇権及び米連邦準備制度委員会(FRB)が長年推進してきた無責任な金融政策によって、世界経済のリスクを高め続け、最終的に富を米国の懐に収めてきた。FRBは2022年3月から過激な利上げを始め、すでに11回、計525ベーシスポイントの利上げを実施してきた。これは急激なドル高、多くの通貨の大幅下落とインフレ率の上昇を招き、他国、特に新興国や発展途上国に大きな打撃を与えてきた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月25日

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