中国企業が建設を請け負うバングラデシュ初の集中型風力発電プロジェクトが発電開始

このほど北京で行われたバングラデシュ・コックスバザール風力発電プロジェクト稼働開始セレモニーで明らかになったところによると、国家電力投資集団公司五凌電力有限公司が投資・開発するバングラデシュ初の集中型風力発電プロジェクトであるコックスバザール風力発電プロジェクトが系統接続し、発電開始した。バングラデシュ南東部の都市コックスバザールに位置する同プロジェクトは、2021年9月に着工したもので、設備容量は66MWで、計22基の風力発電機を設置している。人民日報海外版が伝えた。

同プロジェクトは系統接続し、発電開始後、年間1億4500万kWh以上のグリーン電力を提供し、石炭消費量を4万4600トン、二酸化炭素排出量を10万9200トン削減し、10万世帯の電力需要を満たすことができる。同プロジェクトの建設は現地に1500人以上の雇用を提供している。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年10月17日