100%のグリーン電力供給を初実現する第134回広交会

人民網日本語版 2023年10月18日14:44

第134回中国輸出入商品交易会(広交会)グリーン電力協力契約調印式が17日、行われた。本広交会は初めて100%のグリーン電力供給を実現。広東省のグリーン電力市場に参加する主体数は現在、累計で600以上に達している。中国新聞網が伝えた。

広州電力取引センターはブロックチェーン技術を利用し、広交会の会場のグリーン電力供給に調査・検証が可能なトレーサビリティを持たせている。広東電網エネルギー投資公司市場取引部の張騏遥サブマネージャーは、「本広交会はグリーン電力供給を100%実現。二酸化炭素の排出を約7655トン削減し、80万本近くの植林に相当する」と述べた。

広東省発展・改革委員会と南方電網広東電網公司は本広交会で初めて共同でグリーン電力・グリーン証書取引サービス展示ブースを設置し、企業に政策の解説と取引の問い合わせを提供する。そして、12の総合エネルギーサービスプロバイダーを取りまとめ、貿易会社に現場グリーン電力・グリーン証書業務手続きを提供する。このほか、展示ブースは環境保護材料を十分に利用し建設されており、回収・再利用率は100%。

南方電網広東電網公司の情報によると、広東省が2021年に再生可能エネルギー電力取引を開始後、広東省のグリーン電力取引規模は52億4000万kWhに達している。二酸化炭素の排出を334万3000トン削減し、124万台のガソリン車を1年休ませた計算になる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年10月18日

注目フォトニュース

関連記事