ダブル11に若者が購入するのは? 自分を向上させるがキーワード

人民網日本語版 2023年11月06日13:50

資料写真(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

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ネット原住民としての大学生はネット消費の重要な担い手でもある。最近、全国の大学生を対象に行われたネットショッピングイベントでの消費に関するアンケート調査によると、回答者の54.55%が「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)などのショッピングイベント期間にネットで買い物をする」と答え、7.07%が「この期間にネットで買い物をしない」、38.38%が「わからない」と答えた。アンケートの有効回答数は計4255件だった。

陳雨新さんが初めてダブル11でネットショッピングをしたのは高校生の時で、しっかり計算してリップグロスを買った。今では自分の内面を高めることをより重視するようになり、ショッピングリストには生活必需品のほか、専門書、英語の問題集、ヨガマット、ダンベル、ケトルベルなどが並ぶ。陳さんが「自分を向上させるための消費」と呼ぶこうした消費は、陳さんの日常的な消費の約10%を占めている。

同調査によれば、回答者の消費では、日用生活品(85.90%)、衣類・服飾品(64.75%)、食品(52.67%)のほか、自分を向上させるための製品・サービス(38.17%)も多くの回答者の消費傾向だ。また回答者はショッピングイベント期間に電子デジタル関連製品(27.66%)、趣味に関する製品(26.37%)、スポーツ・ヘルスケア製品(16.90%)を購入するとしている。

同調査によると、回答者が自分を向上させるために購入する製品には、専門関連の書籍・資料(61.50%)、専門・学業関連の補習カリキュラム(39.72%)、専門関連のソフトウェア・実体あるツール(30.67%)、趣味・特定技能分野の書籍・音響映像製品(41.22%)、趣味・特定技能分野のオンライン・オフラインカリキュラム(25.73%)、技能の習得・趣味の探求に必要なツール(43.69%)などがあった。

このほかに回答者が興味を寄せる消費の分野には、趣味の世界での消費(26.37%)、レジャー・娯楽消費(21.81%)、スポーツ・ヘルスケア関連の消費(16.90%)もあった。また自分のための買い物(95.86%)のほかに、家族のための買い物(67.64%)をする人も多く、さらに友人(25.48%)、ボーイフレンド・ガールフレンド(19.76%)のための買い物をする人もいる。

陳さんは「年齢が上がるにつれ、ヘルスケアをますます重視するようになった。ビタミンやカルシウムなどのサプリもショッピング計画に入っている。自分のためだけでなく、両親の分も買おうと思っている」と話した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年11月6日

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