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ダブル11は海外向け通販が新潮流 「中国冬アイテム8点」が人気

人民網日本語版 2022年11月14日16:11

電気毛布をはじめとする「中国の冬アイテム8点」は、欧州での好調な売れ行きが続いている。

11月11日夜、浙江省郵政管理局が発表した文書によると、今年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)のセール期間には、海外からの中国製品への注文が例年に比べ目に見えて増加し、特に欧州市場向けの電気毛布、電子カイロ(ハンドウォーマー)、電気ストーブなど8種類の「中国の冬アイテム」の注文が増加したという。

海外でダブル11のセールが始まってから4時間で、ECサイトの全球速売通(アリエクスプレス)では、保温機能付きレディースウェアが3万点近く売れ、中国製の大量のレギンス、中綿ジャケット、ダウンジャケット、セーター、コートなどが海外の消費者の冬支度を支えている。

速売通が提供したデータによると、10月、保温機能付きインナーの売上高が前月比で246%増加した。中でもインナー上下セットはフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランドなど多くの国で、いずれも前月比3倍以上の伸びを達成した。中国製電子カイロは欧州全体での売上高が前月比で447%増加した。同じく暖を取るためのより経済的で身近な湯たんぽも、売上高が同300%増加した。

「中国の冬アイテム8点」の欧州での人気もさることながら、「海外向け通販」という新現象・新トレンドがより大きな注目を集めるようになった。

「海外向け通販」がトレンドになっている背景には、これまで中国の消費者が海外製品を盛んに購入していたのとは逆に、今ではますます多くの海外の消費者がECプラットフォームで中国製品を購入するようになったという現象がある。

この現象は、中国ECプラットフォーム、とりわけ越境輸出型ECが一定の国際的影響力を持つようになったことの表れと見なされている。

今年9月、ECサイトの「拼多多」は「2022年多多海外進出サポートプラン」を開始すると発表した。100億件のリソースパッケージ(ダウンロード可能なコンテンツ)を投入し、第1期海外進出ブランド100を選出し、製造業企業1万社が海外市場に直接アクセスできるよう支援するという計画だ。

第三者決済プラットフォームの支付宝(アリペイ)によると、浙江網商銀行は今年、アマゾン、速売通、ラザダ、ショッピーなどの越境EC企業へ約200億元(1元は約19.5円)の貸付を新たに行ない、中国中小企業の海外進出をサポートする予定で、サービスを提供する越境EC企業は14万社を超えるという。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年11月14日

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