パレスチナ・イスラエル情勢沈静化に向けた中国の措置について外交部がコメント
人民網日本語版 2023年11月09日14:14
外交部(外務省)の8日の定例記者会見で、汪文斌報道官はパレスチナ・イスラエル情勢沈静化に向けた中国の措置に関する質問に答えた。
【記者】パレスチナ・イスラエル情勢の沈静化を後押しするため、中国はさらなる措置を講じるか。
【汪報道官】我々は、パレスチナ・イスラエル衝突で双方の民衆が命を落としていることに心を痛めており、ガザ地区で日増しに悪化する人道的災害には、なおさらに憂慮を抱いている。今回のパレスチナ・イスラエル衝突の勃発以来、中国は一貫して情勢の緩和と停戦の促進に揺るぎなく尽力してきた。中国政府の中東問題特使は中東5ヶ国を歴訪し、カイロ平和サミットに出席し、各方面の取り組みを広く行ってきた。また、特使は11月9日、フランスで開かれるガザ民間人支援国際人道会議に出席する。
中国は、アラブ、イスラム諸国が一致団結し、調停努力を強化し、停戦と和平交渉再開を後押しすることを支持する。中国は、国連安保理は責任ある行動を早急に取り、民間人を保護し、ガザ地区における人道状況を緩和するべきだと主張する。中国は、より権威ある国際的な和平会議をできるだけ早く開き、『二国家解決』の再開と実行について新たなコンセンサスを形成することを呼びかける。中国は国連安保理常任理事国、及び国際社会の責任ある一員として、引き続き関係各方面と緊密な意思疎通を保ち、民間人の保護、事態の緩和、和平交渉の再開、平和の実現のために最大限の努力を払っていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月9日
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