福島原発汚染水の海洋放出、日本は損害認定と賠償の正当な訴えに真摯に対応すべき

人民網日本語版 2023年11月29日13:44
福島原発汚染水の海洋放出、日本は損害認定と賠償の正当な訴えに真摯に対応すべき

外交部(外務省)の28日の定例記者会見で、汪文斌報道官が福島原発汚染水の海洋放出に関する質問に答えた。

【記者】日本政府による福島原発汚染水の海洋放出開始から3ヶ月になる中、東京電力が海洋放出による国内の被害者を対象とした損害認定と賠償を開始したとの報道について、コメントは?

【汪報道官】日本の福島原発汚染水の海洋放出は全人類の健康、全世界の海洋環境と国際公益に関わる。日本は自国民の懸念を真剣に受け止めるだけでなく、周辺諸国を始めとする国際社会の深い憂慮も同様に正視し、責任ある建設的な姿勢で利害関係者と意思を疎通し、損害認定と賠償を求める利害関係者の正当な訴えに真摯に対応するべきだ。

福島原発汚染水の海洋放出量が増え続ける中、日本は原発汚染水の海洋放出が取り返しのつかない結果をもたらすことを防ぐため、真摯な姿勢で周辺諸国を始めとする利害関係者と十分に協議し、各利害関係者による包括的で実効性を持つ独立した長期的モニタリング体制を早急に構築するべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年11月29日

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