回復続く海南離島免税市場 今年1-11月のショッピング額は400億元超
人民網日本語版 2023年12月04日14:11
海南省の海口税関が1日に発表した統計データによると、今年1-11月に税関が監督・管理した離島免税ショッピングの売上高は前年同期比26.1%増の407億元(1元は約20.5円)に達した。ショッピングをした旅客は同59.6%増の延べ623万人、販売点数は同4.5%増の4799万点だった。
離島免税ショッピングは海南観光消費の立派な「看板」だが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2022年は市場が冷え込んだ。今年1-11月は市場が持続的な回復傾向を示し、売上高が前年同期の322億元を上回り、21年同期の442億元の約90%まで回復した。
離島免税市場の持続的回復が、海南消費市場の回復を牽引した。同省統計局貿経処の林静雲処長は、「海南の免税関連の高度化した消費が増え続けている。1月から10月にかけて、省全体で一定規模以上の企業のジュエリー商品の売上高が同55.6%増加し、時計・カバン及びその他日用品の売上高は同28.9%増加した」と述べた。
海口税関通関地監督管理処離島免税・宅配便郵便管理科の楊剛科長は、「海南観光市場が年末の繁忙期に突入するのにともなって、離島免税市場の拡大が続いている。税関は引き続きシステムによる自動書類審査、免税品の報告を1回行えば、全島で同じように免税措置が受けられるなどの業務改革を推進し、市場の発展を推進していく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年12月4日
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