中国11月のCPIが低下 コアCPIは安定を維持

人民網日本語版 2023年12月11日14:44

資料写真(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

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国家統計局が9日に発表したところによると、食品価格やエネルギー価格の変動・低下といった要因の影響を受けて、今年11月には消費者物価指数(CPI)が低下したが、食品とエネルギーを除くコアCPIは安定を維持した。

同局都市社会経済調査司(局)の董莉娟チーフ・スタティスティシャンは、「前年同期と比較すると、11月のCPIは0.5%低下した。低下幅は前月に比べて0.3ポイント拡大した。これは主にエネルギー価格が前年同期比上昇から同低下に転じたことによって、エネルギー価格の同CPIを引き下げる力が前月より0.19ポイント高まったためだ」と説明した。

中国民生銀行の温彬チーフエコノミストは、「季節的な落ち込み、需要の不足、外からの輸入型インフレの弱まりの3大要因が共振し合い、11月のCPIは低下した。今後は、中央政治局会議が『国内需要の拡大に注力』を改めて強調し、政策が力を発揮するのにともなって、将来的にはCPIがマイナスの状態は長くは続かず、2024年2月にプラスに転じることが予想される」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年12月11日

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